鼻汁中好酸球検査

▼アレルギー性鼻炎と鼻汁中好酸球
好酸球は白血球の一種で、肥満細胞や好塩基球のヒスタミン遊離を抑制する作用をもち、アレルギー疾患で血中に増加することが知られています。

ところが、アレルギー性鼻炎では、血中より鼻粘膜で増加します。
一方、細菌感染・ウイルス感染では、(これも白血球の一種である)好中球が増加します。

鼻水が出たときに、それが感染症かアレルギー疾患かどうかを判断するのに、簡便に検査出来ます。

当院では採取して5分ほどで染色を終え、顕微鏡写真をパソコンに取り込んで
供覧しながら説明いたします。

好酸球(赤く染まる)

施設写真

 

 

好中球(青く染まる)
(視野の中に1個だけ好酸球が見える)

施設写真

 

好酸球と好中球が混在

機器写真